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時間感覚 [時間]

いつの頃か、私のなかでカウントダウンが始まっていた。あと何年!。すると残された時間が少なくなっていくことに気づく。そしてこれからの時間をどのように過ごすかを考えようとする。
一方で、いつもの習慣が顔を出す。まだ時間はあるではないか。なるようにしかならないのだから、時間の流れに乗っかっていくしかないだろう。
そのどちらも自分だ。そして、時間だけは無常に過ぎていく。
「時間」について何回かでまとめてみたい。


タグ:時間
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大人の時間・子どもの時間 [時間]

1日があっという間に過ぎるという感覚は、年とともに強くなるように思う。ところが、子どもの頃は1日がいつまでも続くように思えたものだ。この感覚の違いはなんだろうと思ってはいたが深く考えることもなかった。
それは、時計で測る物理的な時間に対して、別な概念の時間があるからだということだが、それがどんなもので、どんな原理で、どんな測り方をするのか、またその結果大人と子どもの時間はどのように受けとめられるか、などについて探ってみたいと思う。

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時間感覚 [時間]

 年をとると、時のたつのが早く感じるようになるが、それではどれぐらい早くなるか、ということで出てきたのが「ジャネーの法則」である。
感じられる時間の長さは、年齢と反比例の関係にある、というものだ。すなわち、同じ1時間でも、10歳の子どもでは1/10であり、60歳の大人では1/60である。
確かに、自分の生きてきた時間の長さが、時間を感じるときの長さに関係があるかもしれない、という意味では解るような気がする。しかし、そんなに大きな差は無いのではないか。そんなに簡単に割り切れるのか?という疑問が出てきても不思議ではない。

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代謝時間 [時間]

「ゾウの時間ネズミの時間」の著者・本川達雄氏は、この現象を「代謝時間」という概念を用いて説明している。これは、単位時間内にどれだけのエネルギーを使うか、つまり代謝速度を時間の速度ということができる、と言う。
体重あたりのエネルギー消費量は、子どもでは高く、大人になると減っていく。つまり、子どもの時間は早く進み、大人の時間は遅く、老年になるとさらに遅くなる。
そして、子どもの1時間は、大人のほぼ2時間に相当するという。大人になると、子どもに比較して2倍ほどゆっくりと時間が過ぎていく、さらに老人になると2.5倍になるというのだ。


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老人の時間はゆっくり進むのに早く感じる [時間]

 これまで見てきたのは、まさにそのことだ。時間がゆっくり進むのに早く感じるのは何故か。ひょっとすると、現実に過ぎていく1日は長く、過ぎてしまった1年は短く感じるのではないか。
それについて、木川氏自身も次のように書いている。
孫と一緒に一と月夏休みを過ごしたとします。同じ一と月でも、その間に子どもは2.5倍もエネルギーを使っていっぱいいろいろなことをやるものですから、あとから振り返ってみると、できごとがぎっしり詰まっていて、夏休みは長かったと感じるでしょう。それに対して、老人はあまりエネルギーを使わずに、少しのことしか行ないませんので、振り返ればスカーンと時は経ち、休みは短かったと感じるでしょう。―つまり、時間は、その中に入っているときと、あとから振り返るときとでは、感覚が逆になるのではないかと私は思っています。
しかし、これでは1日が早く過ぎるという説明にはならない。つまり“もう1日が終わったの”ということにはならないのだ。

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実際にはどうなのか [時間]

老いると、過ぎてしまった過去(時間)があっという間に感じるだけでなく、1分、1時間も早く通り過ぎるというのが実感であり、それをどう説明したらいいのか。
老人はエネルギーをあまり使わないので、代謝時間はゆったりと流れる。代謝時間が遅くなると、感じる(心的)時間もゆっくりと進む。ところが、物理的な時間は機械的に時を刻む。そのため、1分(1時間)という時間が経過しても、本人の感覚ではまだ先のことだと思っている。すなわちまだ50秒(50分)しか経っていないと感じるので、“もう1分(1時間)なの”、と感じられるのだ。つまり、時間が早く進んだように感じられるのだ。これはあくまで相対的な感覚だ。(子どもはその逆になる)。

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時間をもてあます老人 [時間]

これまで見てきたことにより、自分の中で時間に対する感じ方が、年齢を経るにしたがって変わってきていることが理解できる。そして、年を取るにしたがって時間は早く過ぎていく。1日も、1年も早く過ぎていく。そしてカウントダウンが始まった時間は短くなるいっぽうだ。そして死。これだけは避けることが出来ない。しかし、それは考えたくない。
ならば、生きている間に自分の好きなことをしたい・・・多くの人の感慨だろう。
しかし、何をしていいかわからない。あくせく働いてきたが、その間自分にとって大切なことは何か、考えてこなかった“つけ”が今になって回ってきたようだ。


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