So-net無料ブログ作成
検索選択

桜の美学 [季節]

 昨日(4月8日)、近所の桜の名所と言われる公園に行ってきた。まだ8~9分咲きといったところで、多くの家族連れの見物客で賑わっていた。
なぜ日本人はこうも桜を愛でるのだろうか?
美しいからか?確かに美しいに違いないが、うすいピンク色をした花びらはどちらかと言えば単調で、これよりも美しい花は他にもあるだろう。
そこで、桜を題材にした和歌を調べると、数限りなくあるなかで、たとえば、紀友則の「ひさかたの光のどけき春の日にしず心なく花の散るらむ」に代表されるように、満開のときよりは散り際を詠んだものが多いのに気づく。つまり、日本人は、桜が咲いているところよりも散り際の潔さにものの哀れを感じて詠ってきたのだろうと思う。“ぱっと咲いて、ぱっと散る”ところに人生のはかなさを重ね合わせて詠ったのではないか。
良寛はそれを“散る桜 残る桜も 散る桜”と詠んだ。


コメント(0) 

コートを脱ぐ [季節]

 4月からコートを脱いでいるが、その頃はまだ寒く肌寒く感じたが、ここにきてやっとそれに慣れてきた。そして冬物を洗濯に出すことにした。
その間に、桜が咲き、あっという間に散ってしまった。そして、今は葉桜となった。花は咲き乱れ、春の息吹を感じさせてくれる。
季節は一挙に動いてきたが、動かないものがある。それは人間世界の風景だ。特に国会は時間が止まってしまったかのように旧態依然としている。エネルギー政策も、社会保障と消費税の問題も一向に進まない。
民主党も自民党もダメだから、大阪維新の会なる地域政党が跋扈することになったのだ。
今は議員定数を大幅に減らしたうえで政界の再編を願いたい。

コメント(0) 

ハナミズキ [季節]

ゴールデンウィークに入り、季節の移り変わりの象徴として、街路樹としてハナミズキが目立っている。
花びらは白とピンク色の2種類あるが、白のほうが多いようだ。
前庭に植えてある1本も、今年は久しぶりにピンク色の花びらを咲かせて、庭に彩りを添えてくれている。
どうやら、これまで花が咲かなかったのは、暮れに剪定をして、木の伸びを止めてしまったのが影響していたようだ。(昨年は剪定しなかった)。
植物図鑑で調べたところ、ハナミズキは、明治45年に日本がワシントン州に桜の木を贈ったお返しにこの花が
贈られたのだという。
花びらに見える部分は正しくは総苞(そうほう)と呼ばれ、実際の花は中心のツブツブのところだ。
庭にはサクラソウ、オダマキ、ナデシコ、ガーベラなどいろいろな花が咲いているが、間もなくツツジが仲間入りする。
コメント(0) 

梅雨明け前の天気は荒れる [季節]

 “梅雨明け前の天気は荒れる”というのが常識になってきたようだ。
今年も九州地方で大雨になり、局地的に大きな災害をもたらしている。特に今年は1時間に100ミリを越えるような豪雨が降ったために、がけ崩れが起こり、川は濁流となって堤防が決壊して住宅街や田んぼに押し寄せていった。その映像を見るにつけ、昨年の3月11日の津波を思い出すのは私だけではないだろう。
しかも皮肉なことに、九州地方をのぞいて梅雨明けが宣言された。東京では雨らしい雨を経験しないまま梅雨明けとなってしまった。
そして、明けた途端、今度は39度を越える猛暑がやってきた。
間もなく、節電の声がかかってくるのだろう。

コメント(0) 

セミの声 [季節]

今朝家を出て駅まで歩いていると、ミンミンゼミの声が聞こえてきた。
電車を乗り継いで都心の駅(御茶ノ水)の改札を出ると、アブラゼミやクマゼミの大合唱のなかにもミンミンゼミの声が混じって聞こえてきた。
暑い暑いと言っているなかで季節は確実に移り変わっているようだ。
そういえば、日の出は少しばかり遅くなってきたし、夕方になると暗くなるのが早くなってきているようだ。
早く暮れる夕方の帰路、鈴虫の声が目立ってきた。
秋はもうすぐそこにやってきている。
コメント(0) 

いつまでも続く残暑 [季節]

 暦の上では9月中旬だというのに、東京地方ではいつまでも猛暑が続いてエアコンのお世話になっている。
今年の夏は太平洋高気圧が日本列島に張り出し、大陸から低気圧や移動性高気圧が通過するのを妨げていたため、カラカラ天気が続いている。
そのため、11年ぶりに取水制限が続く利根川水系の6都県の渇水が解消される目途はたっていないという。
同水系最大の八木沢ダム(群馬県みなかみ町)の貯水率は6%にまで落ち込んでいるそうだ。
台風16号も高気圧に阻まれ、西日本に集中的に豪雨をもたらしても、関東地方には届かないで、朝鮮半島に去ってしまった。その余波が今日関東地方にも雨を降らしているが、どこまで干天の慈雨となることやら。
地球温暖化が最近の異常気象の原因かどうかはわからないが、自然の営みは想定外の動きをするようだ。

コメント(0) 

立冬 [季節]

 暦のうえでは今日から立冬。秋分と冬至の中間に当たり、いよいよ冬のシーズンを迎える。
北国では雪の便りが聞かれ、紅葉前線が南下している。
すでに日照時間は短くなり、朝は遅く、あっという間に日没となる「つるべ落とし」を実感している。
個人的な感覚だが、1年のうちで春と秋が短くなって、夏が長くなったような気がする。また、冬は暖冬となり、四季が規則正しくやってくることが少なくなったように感じる。
晩秋は俳句の似合う季節である。
・秋深き隣は何をする人ぞ 芭蕉
・柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 子規
・山茶花を雀のこぼす日和かな 子規



コメント(0)