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変革と希望 [リーダーシップとマネジメント]

今日アメリカに新しい大統領が誕生した。アメリカは勿論のこと、これほど世界から待望された大統領も珍しい。それは、現状がどうしようもない状況にあるという裏返しにもなるということだ。
オバマ大統領が選挙期間中に訴えたことは、「変革」だった。それをみな望んでいるのにできないという現実がある。それにチャレンジしよう。それはできる(Yes,we can!).と訴えた。オバマ氏ならそれをやってくれそうだと期待して選挙民は一票を投じたのだ。
これまでの動向からすると、オバマ大統領には「I have a dream] と言って公民権運動を指導してきたキング牧師の影と重なって見えてくる。二人とも夢を語った。リーダーが「夢」を掲げて動き出しても、それについていくかどうかはフォロワーが決めることだ。夢だけではついていかない。そこには夢を語る人間的魅力が必要なのだ。二人にはそれがあった。
これがリーダーシップの本質で、マネジメントと違って強制力をもたないという特徴がある。したがって、この二つ(夢と人間的魅力)を保っている限り大統領は走っても、後には世界がついていくことになろう。また、それを期待したい。

リーダーシップとマネジメント [リーダーシップとマネジメント]

昨日の続きで「リーダーシップとマネジメント」を論じてみたいと思います。
このテーマは、私が事務局として関わっている淑徳大学の「21世紀を担うリーダー養成講座」(6ヶ月コース)で話している内容でもあります。それは、次のように定義しています。
リーダーシップ:「人々をして目標達成のために進んで努力するよう仕向ける行動」で、インフォーマルなパーソナル・パワーが原点。
マネジメント:「組織目標の達成を至上命題とするリーダーシップの一形態」で、フォーマルなポジションパワーが原点。
このように考えれば、組織の長というのは、両方の機能を体現できるわけですが、リーダーシップの要素が大きいほどフォロワーがついていく可能性が強くなります。
オバマ大統領もそれを意識した行動に出られると思っています。

自尊心と倫理観 [リーダーシップとマネジメント]

次に、自尊心と倫理の関係についてみていきましょう。
倫理には次の3つのレベルがあります。
1.個人の倫理:人が生きていくうえで身につける人間としての倫理
2.職業倫理:人が職業人として守らなければならない倫理
3.組織(企業)倫理:企業が社会の中で存続していくために必要な倫理
これらの倫理の問題は、ベースになるのは個人の倫理であり、自尊心の高さとその人の(倫理的)行動は一致します。(続く)

自尊心と倫理観(2) [リーダーシップとマネジメント]

自尊心の高い人は、自分を信じ、謙虚さを併せ持っていますから、倫理的に問題があることに直面すると、自分の「内なる声」を聴こうとします。それは、自分の存在価値を問う作業でもある。自分とはいったい何者なのか?何のために存在し、何を大切に思っているかかを自分に問いかけます。そのため、「誰が正しいかではなく、何が正しいか」で判断しようとします。その結果、倫理的に問題があると判断すれば、それを回避する行動をとることになります。(続く)。

自尊心と倫理観(3) [リーダーシップとマネジメント]

一方、自尊心の低い人は、自分に自信がないので常に他人の動きが気になり、周囲を見て自分の行動を考えます。しかも負けたくないので常に強いほうにつこうとし、そちらに所属することによって安心感を得ようとするのです。そして、自分の判断より所属したグループの判断を優先し、「他の人もやっているから」とか、「上司から言われたから」などの理由で問題行動をとる場合があります。会社の不祥事はほとんどがこのようにして起こるのです。つまり、「何が正しいか」ではなく「誰が正しいか」で判断しようとします。そこには、「良心」というフィルターがかからないのです。
これが派閥の論理につながるものです。派閥を集団としてみれば、それは自尊心の低いグループと見ることができます。(続く)

囚人のジレンマ [リーダーシップとマネジメント]

ゲームの理論に「囚人のジレンマ」というモデルがあります。簡単に紹介すると次のようになります。
共犯の容疑者が捕らえられ、別々の独房に入れられて取調べを受けます。検事は二人に二つの選択権(自白および黙秘)があることを告げます。そして刑は次のようになります。
まず、①二人とも黙秘すれば、二人の刑は3年となる。②一方が自白し、他方が黙秘したときは、前者は1年、後者は10年の刑となる。③二人とも自白したときは、5年の刑となる。
さて、二人はどのような行動を選択するでしょうか?仲間に対する信頼と疑い、黙秘と自白をめぐって、心の中で大きなジレンマにおちいるに違いありません。
二人がともに黙秘すれば、3年という軽い刑ですみますが、相手が黙秘してくれて自分が自白してしまえば、1年という最も軽い刑ですむはずだ。どんなことがあっても10年だけはご免蒙りたい。そこで裏切りへの誘惑が心をもたげます。このことは、二人に共通していえますので、結果として二人はともに相手を裏切って自白してしまい、より重い刑である5年が課せられることになるのです。
これが「囚人のジレンマ」と言われるゲームのあらましです。そして、お互いに協調すれば、より良い結果が得られるのに、自分だけの利益を考えて行動すると、ともに不利益を蒙ることになる・・・これが「囚人のジレンマ」の教訓です。(続く)

囚人のジレンマ(2) [リーダーシップとマネジメント]

ゲームの理論では、もともとお互いに利害が対立するという前提にたっています。すなわち、一方が利益を得た分だけ、他方が損をするというものです。
このようなゲームは、ゲームに参加している人たちの利益と損失を合わせるとちょうどゼロになりますので、「ゼロサム」ゲームと呼ばれています。囲碁、マージャン、トランプなどふだん私たちが楽しんでいるゲームのほとんどがこのルールになっています。私たちは、このようなゲーム慣れていますので、日常生活のすべてのことをそのようなルールで考えてしまいがちです。
これらのゲームに限らず、たとえば入学試験、入社試験、昇進試験、学校での成績評価、企業での人事考課など、広い意味でこの考え方にたっています。そのために、自分の周りの人はみな自分のライバルのように見えてくるのです。(続く)
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